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治らない、困った症状は漢方で解決
漢方相談 漢玄堂薬局

漢方専門薬剤師が教える
不眠改善の漢方薬

不眠の原因・タイプによって使うお薬は違います。
今回お届けする不眠のタイプは「うつうつ不眠」です。



夜中に何度も目が覚める。
夢をよく見る。
朝、目覚めた時にすっきりしていない。







うつうつ不眠の原因は、
眠っていてもモヤモヤ考えてしまっています。
そんなうつうつ不眠には、





「ストレス」による
「緊張」がとれない。

いろいろ気になって
眠れない。

朝起きても寝た気がしない。


即効性があります。
日常の不安感もやわらげます。
倦怠感、認知症などの副作用の心配がありません。

高貴薬とは

高貴薬は非常に高価で、手に入りにくい薬物

 起源は古く、2000年以上前から使われています。昔から高貴薬は位の高い人たちの薬でした。それは値段が高いこともそうですが、その効果のすごさを独占していたのでしょう。科学が発展した現代では漢方薬をはじめとしたこのような高貴薬を科学的な根拠の乏しさから疑問視する風潮もありますが、症状が辛い時に飲むと本当にたすかります。科学的に証明された薬では効果がなく、辛くて大変な時には本当にありがたいお薬です。

麝香(じゃこう)、牛黄(ごおう)を配合

 麝香(じゃこう)は鹿の一種であるジャコウジカのオスの袋状腺嚢の分泌物であり、牛黄(ごおう)はウシの胆石です。これらのお薬は芳香開竅(ほうこうかいきょう)薬といって全身の「気」の流れの滞りを改善し気血の巡りをよくします。

つまり、

気持ちが落ち着き、頭の中が軽くなってよく眠れるようになるのです。


麝香、牛黄については大阪の「漢方マルヘイ薬局」の丸山運平先生が詳しく解説されています。
麝香について 
牛黄について

あなたが飲んでいる睡眠薬の疑問を解決!

まず、睡眠薬は大きく分けて2種類です。

不眠の種類
 あなたが飲んでいるお薬の名前はありますか?

◎睡眠導入剤

精神活動を鎮静するとともに、直接または間接的に睡眠を発生させて睡眠類似状態に導入する薬(治療薬マニュアル引用)と書かれています。つまり、脳の活動を薬で抑え込んで、眠った状態にするのです。

現在の主流はベンゾジアゼピン系と言われるものです。抗不安剤も作用機序は同じで催眠作用を利用して睡眠に導きます。
ベンゾジアゼピンとは脳の活動を抑え込むための受容体(電気のスイッチのようなもの)の名前です。このベンゾジアゼピン受容体に睡眠導入剤や抗不安剤がくっつくと脳に抑制の信号が流れ、脳の活動が抑えられます。

◎睡眠導入剤の心配

「脳の活動を抑え込む」ということが、多くの方が睡眠薬に対して不安をもつ点です。脳は体が眠っている間に記憶の整理など大事な仕事を行っています。睡眠薬で脳の活動を抑えてしまったらそれらの大事な仕事もしなくなり、認知症など脳機能そのものが落ちてしまうのではないかと思ってしまいますよね。
これはちょっとした誤解です。神経というと興奮していつも働いているほうがいいようなイメージがありますが、落ち着く時間も必要で脳にはもともとGABAという物質を使って神経を落ち着かせる機能があります。この神経が落ち着いている時間こそが脳の仕事がはかどる時間なのです。睡眠導入剤はこのGABAの働きを少し手伝っているのです。

◎不眠の原因と睡眠導入剤

何らかの理由で興奮が強くGABAの効果が発揮できなかったり、もしくはGABAの作用そのものが弱っていたりする状態が不眠です。そこで睡眠導入剤を使ってGABAの働きを手助けして脳を眠りに誘い込むのです。

◎では、睡眠導入剤の副作用は?

脳の手伝いをしているのだからよさそうなものですが、やはりそこは「薬」です。もちろん副作用はあります。「薬」は人工的に作られた物質です。ベンゾジアゼピン系のお薬は作用させる強さや時間をある程度コントロールできるように作られています。しかし、すべて思ったように都合よく作用するわけではありません。その人の体質、不眠の状態、不眠の原因によって薬の効き方に「過不足」が起こります。それが副作用として現れます。

◎睡眠導入剤で問題とされる副作用
健忘(記憶障害)、せん妄(ふるえ)、夢遊症、転倒、持ち越し効果、耐性、反跳性不眠(中止後の不眠の悪化)、アルツハイマー型認知症リスクの増加など。

◎副作用を回避するには

副作用は薬の作用の一部ですので、すべてを取り除くことはできません。副作用回避のためには、副作用の発現チェックと、しっかりとした不眠のコントロールが大切です。
「不眠治療の基本は、まずは薬物以外の不眠対策を行ったうえで薬の服用を検討する」となっています。睡眠薬をもらった時にお医者さんは、日常生活のこと、睡眠のリズム、眠れない原因の有無などを聞いてくれましたか?また、薬物以外の不眠対策として運動や入浴の指導を行ってくれましたか?とりあえず薬を飲めば眠れるようになるので安易に薬で片づけていないでしょうか。
副作用回避の一番は薬を飲まないことですが、それでは眠れず困ってしまいます。副作用を回避するためには、薬以外に不眠を改善できる方法、薬の量を減らすための方法を探すことです。不眠だ、眠れないというだけでなく、何が不眠の原因かをきちんと考えることが大切なのです。

◎おまけ情報

最近はベンゾジアゼピン系以外の薬が2種類登場しています。ロゼレムとベルソムラです。ロゼレムは体内時計に働きかけるという今までにない発想のお薬です。この薬が効いてくれれば生体リズムを改善させて眠りを取り戻せるのでとてもいいとは思うのですが、調剤でお薬を出していた経験上、あまり効果が感じられませんでした。ベルソムラは逆の発想をしたお薬でベンゾジアゼピン系は眠る作用を強めるのに対して、興奮を抑え込んで眠らせようとするものです。効果のほうは個人差があるように見受けられました。

ご存知ですか?漢方薬が不眠に効くことを!

◎今の薬に満足ですか?

最近はすぐにお医者さんを受診するように、お医者さんの薬を飲むようにと言われます。 心臓病や免疫不全などの命にかかわる病気だとお医者さんもじっくり診てくれて本当に心強いですが、不眠の相談はどうでしょう。
睡眠薬の継続が心配で、お医者さんに「認知症になりませんか?」と不安をぶつけても「心配ないから」と言われたと患者さんからよく相談されました。「心配ない」と言われても認知症になったらそもそも文句も言えないですよね。今日の日本の睡眠導入剤、抗不安剤などを含む精神疾患の薬の使い方のいろいろな問題について薬事日報で「ねや川サナトリウムの松本均彦先生」が連載で書かれています。

◎漢方って意外と効きます。

「もうちょっと工夫すれば薬が減らせるのに」「この薬は必要ないのに」と思うことが多々あります。「もうちょっとの工夫」のひとつが漢方薬です。漢方薬で解決できることや漢方薬を使うことでお薬が減らせることがたくさんあります。ちょっと不安を取り除いたり、ストレスで興奮した状態を落ち着かせるだけで眠れるようになるのです。ご紹介した「救心感応丸 氣」もその一つです。個人個人の不眠の原因をしっかり探って丁寧に対応すればちょっとのことで自然の生活リズムに戻ることができます。

◎漢方にできないこと

当然、何でもかんでも漢方薬で治るわけではありません。こちらも薬のプロですから、現在飲んでいる薬を見て、また症状を聞いてこれは治療が必要であるとか、薬の中断は危険であるなどの判断を行います。
睡眠は人が生きていくうえで大事な3要素「快眠」「快便」「快食」の一つです。自分のために心地よい、安心した眠りを手に入れましょう。


お薬のこと、不眠のこと、その他健康のことで心配事がありましたらお気軽にご相談ください。

これで、私はぐっすり眠れました。

まずは自分が試しに

子供の頃から眠りが浅く、夜中に何度も目を覚ますほうで毎日、夢ばかり見ていました。しかし、それがあたりまえであったのでさほど気にもしていませんでした。
結婚して熟睡する夫といっしょに寝ていると自然と自分も熟睡するようになりました。夜中に目を覚ますことはありましたが、次の日の朝は気持ちよく起きれていました。

しかし、仕事のことで心配事が重なり、布団に入ってからもいろいろ考えたり、夜中も眠っているのか起きているのかわからないうつらうつらの状態で、朝起きても寝た気がしていませんでした。このままでは体がまいってしまうと思い、「救心感応丸 氣 」を試してみました。
寝る前に3粒、口の中で溶かします。昔の仁丹のような味でスーッとします。(これは龍脳の効果)このスーッとする感じと麝香、牛黄の効果でしょうか、頭の中が軽くなる感じがしました。気のつまりがとれると今まで悩みに頭が占領されていた状態から解放さるようです。
その日の夜は久しぶりに寝た気がしました。夜中に2回ほど起きたような気はしますが、頭の中に余裕があるせいか、また眠りにつけました。深く眠れたことで体も頭の中の疲れもとれ、次の日の朝はすっきり起きることが出来ました。

3日続けました

1日目で思った以上の効果があったのでうれしくなり、次の日も飲んで寝ました。2日目もしっかり効果がありました。3日目はどうしようか迷ったのですが、考えることの辛さから解放されたかったので飲んで寝ました。3日もしっかり眠れれば体力のほうも回復してきました。体と頭に余裕ができたのか、4日目は飲まなくても平気な気がしましたので飲まずに寝ました。4日目以降、飲まずにしっかり眠れるようになりました。

頭の中に余裕を!

今回、自分が飲んでみてわかったことは、不眠の原因のひとつとしては「頭の中がいっぱい」であるとういことです。
悩み事でいっぱいだった頭の中を芳香開竅(ほうこうかいきょう)薬で風通しをよくすると、100%まで詰まっていたものが80%ほどに減り、そのすき間に心地よい風が吹き、頭も心も軽くなります。その余裕が睡眠をしっかり呼び込めるようになった気がします。

「救心感応丸 氣 」の効果が期待できる不眠のタイプは

「うつうつ不眠」です。

キーワードは

夜中に何度も目が覚める。
夢をよく見る。
朝、目覚めた時にすっきりしていない。

不眠のほかにも

ストレスで気が休まらない。
不安で心配ごとが多い。
不安や緊張でドキドキしてしまう。

以上な症状にも効果的です。気持ちを落ち着かせてくれます。

漢方との併用も効果的

心配ごとや不安症状のほかに、冷え性などが加わればさらに不眠の原因となります。このようなときは、冷え性を改善する漢方薬を併用することでしっかりと眠れるようになります。また、エネルギー不足でも不眠となりますので、気持ちを落ち着かせる+エネルギーアップで不眠改善が出来ます。このように自分の弱点を漢方薬で補ってあげると症状改善の近道となります。

その他の不眠のタイプとは

不眠は大きく分けると3つです。


1.寝つきが悪い。
2.夜中、何度も目が覚める。⇒「うつうつ不眠」
3.早く目が覚める。

その他に
若い人の不眠と高齢の方の不眠
もそれぞれ原因が違います。
それぞれの不眠の原因に応じて適切なお薬を飲むことで不眠は改善できます。
1.寝つきが悪い。3.早く目が覚める。タイプの不眠についてもそれぞれのページでご説明します。
(現在準備中)



このお薬はインターネットでは販売されていません。
必ず、お話をうかがって、飲んでいるお薬を聞いて
お薬が適応か否かを判断して販売します。
まずは不眠の状態をご相談ください。
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